出版 : ぱる出版 ISBN978-4-8272-0491-9 発行年月 : 2009年5月28日 1,470円(税込)
すべてのクレームに耳を傾ける気持ちと、すべての要求をのむ行為はまったく違う。クレーム現場の最前線にいる著者が、顧客満足の立場で解説するクレーム応対集。 本当に役立つ応対の基礎基本から応用までを網羅。
一冊目の「クレーム応対の基本」を出版して、はや8年が経過いたしました。
今回、改たに出版を決意いたしましたのは、ますますクレームの量は増加し、クレームの質は変化しています。しかし、企業や応対者の方々の意識やスキルはまだまだ追いついていないのが現状です。
現場の応対者の方々がクレームにめげず、応対という仕事に生きがいを持って、ひいてはお客様満足につながることを願って、2冊目を出版いたしました。
前回の反省点は、音源をご提供できなかったことです。クレーム応対は言葉だけで解決 するものではありません。声の表情が重要なポイントとなっています。
今回は、本の40ページから45ページに載せた事例を、音源として聞いていただけるように工夫しました。各事例のポイントについては、動画の中で説明をしております。
ぜひ、動画をご覧いただきポイントを押さえた上で、音源をお聞きいただけたら幸いです。
お客様の視点に立って、各応対をそれぞれお聞きください。
淡々と事務的に応対しているために、ますますお客様のお怒りを
大きくしてしまったパターン。
お客様の気持ちを受け止めながらも、会社としては決められた事項を
お客様の立場に立って伝えているパターン。
お客様のお怒りに対して、お詫び・共感・確認ができている。
基本の応対ではありますが、お客様は自分の気持ちを分かってくれる
応対者に対して 納得・信頼を持つ応対のパターン。
解決の難しい応対例。ポイントは2つ!
・ 会話のリードができている
・ お客様の見えない心をも感じ、表現ができている。